夢京都コラムColumn
着物で巡る枯山水の龍安寺をご紹介【きものレンタル夢京都祇園店】
京都に行くのなら、せっかくなので着物を着て歩いてみたいと考える人は多いでしょう。
そこで、ただ着物を着て歩くだけでなく、ゆったりした時間も過ごしたいと考えているのなら、おすすめしたいのが龍安寺(りょうあんじ)です。
今回は、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったりな、龍安寺についてご紹介します。
ゆったりした時間を過ごすのにおすすめ?龍安寺とは
引用元:https://tabichannel.com/article/782/ryoanji
龍安寺とは
龍安寺は、教科書にも名前が登場することもある、有名な臨済宗妙心寺派のお寺です。
古風な佇まいが着物とマッチするため、着物歩きに適しています。
また、境内は広過ぎないことから、慣れない着物で見て回ってもそこまでの負担になりません。
境内には侘び寂びの雰囲気漂う味わい深い名所がいくつもあり、ゆったりとした時間を過ごしたい人にはおすすめのスポットとなっています。
見所として有名なのは枯山水の石庭ですが、他にも見所が多くあります。
なお、龍安寺がある場所は、観光道路である『きぬかけの路』沿いです。
同じ道路沿いにある金閣寺や仁和寺といったお寺を訪れ、他にもどこかを見て回りたいと思ったときにも龍安寺はおすすめです。
龍安寺の歴史
1450年頃、龍安寺は細川勝元によって、もともと別のお寺だった建物を改修する形で造られました。
ですが1467年には、戦国時代の始まりを告げる応仁の乱が起こり、その際に焼失しています。
現在の龍安寺は、細川勝元の息子である細川政元とその関係者によって再建された、いわば二代目です。
1994年にはその歴史的な価値が認められ、ユネスコの世界遺産に登録されています。
龍安寺の基本情報
拝観時間:夏季 (3月1日~11月30日) 午前8:00~午後5:00
冬季 (12月1日~2月末日) 午前8:30~午後4:30
拝観料:大人(高校生以上)500円
小・中学生300円
団体割引なし
アクセス:JR京都駅から京都市バス『龍安寺前』下車(高雄京北線)
駐車場有(100台。駐車料金は1時間無料。提携店舗で食事をすると2時間無料)
じっくり楽しみたい!龍安寺の名所
龍安寺はそう広くないため、30~40分ほどで見て回ることができます。
ですが30~40分では味わいきれない魅力があるので、見所を押さえ、一つひとつ味わってみましょう。
ここでは、龍安寺に行くなら是非とも見ておきたい場所の情報をご紹介します。
エリザベス女王も称賛した枯山水の石庭
枯山水の石庭(方丈庭園)は、龍安寺の代名詞にもなるほどの名所です。
エリザベス女王が1975年に来日されたとき、この石庭を眺めてその見事さを称えたといわれます。
枯山水は、石や砂といったもののみを使って水や川を表現した庭園です。
石や砂で描かれたただの模様と思わず、水の流れだと思って見てみれば、確かに流れが存在する、石や砂を使ったアートであることがわかります。
見事な枯山水の石庭はまるで本物の川のようで、時を忘れて見入ってしまう魅力があります。
日本最古の椿、侘助椿
龍安寺の方丈には、日本最古の椿といわれている侘助椿の木が植えられています。
侘助という人物が外国から椿を持ち帰ったことがその名前の由来です。
この侘助椿は、茶人として有名な千利休や、戦国時代で特に有名な武将である豊臣秀吉が絶賛する美しさを持っています。
2~3月頃に見頃を迎えるので、真っ赤な侘助椿を見たいと思った人はぜひその時期に足を運んでみましょう。
鏡容池
龍安寺の南側にあり、全体面積の四分の一近くを占めているのが鏡容池です。
大きな池には植物が浮かび、5~7月には睡蓮という、仏教にとって大事な意味を持つ美しい花が咲きます。
黄色やピンクの花が咲き誇る池は、一見の価値ありといえるでしょう。
かつてはオシドリというカモ科の可愛らしい鳥がやってきていたようですが、現在はシロサギという美しい鳥がやってくるようになってきています。
また、付近には紅葉や楓といった植物が植えられており、特に秋頃には鏡容池にその紅葉の赤が映り込み、なんともいえない華やかさを見せてくれます。
知足の蹲踞
龍安寺は、さまざまな面白みある要素がちりばめられていることでも知られています。
たとえば、水戸光圀が寄進したといわれている手水鉢、『知足の蹲踞(ちそくのつくばい)』もその1つです。
この知足の蹲踞は、永楽銭のように中央に四角い穴が空いており、穴の上下左右に4つの文字が刻まれています。
これらを読み解くと、釈迦のありがたい言葉になるのです。
他にも、枯山水は特定の角度から見なければ絶対に15個の大石が見えないようになっているというような、面白みのある要素がたくさんあります。
着物×龍安寺でゆったりとしたひと時を過ごそう
引用元:https://www.kyoto-plazahotel.co.jp/blog/16353
龍安寺のようにリラックスして観光できる寺院というのはなかなかありません。
境内は四季折々で姿が変わり楽しめますが、特に秋は1年の中で最も龍安寺が美しい時期で、着物で歩くのに適しています。
そんな龍安寺をゆったり楽しみたい方は、きものレンタル夢京都で、着物に着替えてから出掛けてみてはいかがでしょうか。
きものレンタル夢京都では、龍安寺の紅葉にも負けない素敵な着物をご用意しています。
よりゆっくり見て回りたい方には、「翌日返却プラン」「らくらくホテル返却プラン」もあり、申し込んでいただければ、翌日の返却や宿泊しているホテルでの返却が可能です。
時間を気にせず、京都をよりゆっくり回りたい人にはおすすめです。
龍安寺を訪れる予定がある人は、ぜひきものレンタル夢京都にご連絡ください。